管理釣り場を選ぶ
釣りに関する「ことわざ」で、こんなのがあるのをご存知でしょうか。
1場所、2エサ、3に腕
そうなんです。
釣りでいちばん大事なのは「場所」。つまり、釣れる管理釣り場選びが重要だということです。
「管理釣り場なんてどこも同じじゃないの?」そう思ったあなた。実は違うんです。
管理釣り場にはいろいろなタイプがあるんです。
- 釣り場を自然のフィールドに似せて作った管理釣り場
- ヤマメやイワナを多く放流している管理釣り場
- 大型魚しか放流していない管理釣り場
このようにいろいろな特色を出した管理釣り場があり、どの釣り場も同じように釣れるとは限らないのです。
釣れる管理釣り場の条件は?
では、釣れる管理釣り場の条件とは何なのでしょうか。
地下水を利用している
地下水を利用している釣り場は、1年中水温が安定しているので魚の活性が高いです。
管理釣り場シーズンの冬でも水温が高いのが特徴です。
例えば、川の水を利用している釣り場は冬の水温は3℃ぐらいになるところもありますが
地下水を利用した釣り場の冬の水温は10℃以上あります。
冬でも水温が高い(適温に近い)方が、高活性なのは間違いありません。
マスボールが起こる
マスボールとは、マスの群れが黒い塊になっている状態をいいます。
釣り場の水がクリアなら、釣りをしながら肉眼でも見つけられるものです。
マスボールが起こる理由はいくつかありますが、まず放流されている魚が多いからです。
放流量が少ない管理釣り場では、マスボールが起こることはありません。
また、エサをまく習慣がある管理釣り場でも良く見られます。
この場合、相手のエサを横取りしようと「競り食い」状態になっているわけです。
こういう魚というのは、食べる気満々の魚=高活性な魚といっていいと思います。
釣れるポイントは?
管理釣り場なら、どのポイントに入っても釣れるものなのでしょうか。
いえいえ、どこでも釣れるというわけではありません。
3時間で30匹釣るには、それなりに釣れるポイントを選ぶ必要があります。
流れ込みを狙う
流れ込みは、管理釣り場では外せない一級ポイントです。
なぜなら、新鮮な水が流れ込んで水に動きがあり酸素が豊富なため、活性の高い魚が多くいるからです。
人気ポイントゆえに混雑していることも多いのですが、たくさん釣りたかったら必ず狙いたいポイントです。
放流ポイントを狙う
放流ポイントは放流されたマスがしばらく居つくため、放流直後の魚を釣るためには外せません。
放流後1時間もすると魚は散ってしまうので、その時は移動するようにしましょう。
その管理釣り場の実績ポイントを狙う
管理釣り場の地形や流れによって、その釣り場の「実績ポイント」があります。
例えば、流れ出しだったり、カケアガリだったり、岬だったり、地下水が湧いていたり、釣り場によってさまざまです。
実績ポイントは、何らかの釣れる理由があるのです。その場所に入ることで、たくさん釣ることができます。