ヒラメの生態

ヒラメの生態

ヒラメを釣る前に、ヒラメという魚がどんな魚かを知りましょう。

ヒラメの分布や成長は

太平洋西部に分布し、最大で約1m、体重10キロほどに成長します。
1年目で20~30cm、3年で40~50cm、5年で60~70cmになると言われています。
3年で成魚、寿命は数年程度と短いです。ちなみに、カレイは10数年生きる個体もいます。

ヒラメの体の特徴は

「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、頭部の左側半分に目が偏っています。
カレイと違って、ヒラメはイワシなどの小魚、貝類を主食とするので歯はとても鋭いです。

ヒラメの居場所や行動は

沿岸の砂泥地を好むといわれていますが、砂利浜や、根魚の住むような根回りにも生息しています。
主に夜行動し、昼間は砂の中に身を潜め目(頭)だけを出しています。
しかし、昼間でも餌となる小魚の群れが近づいてきたときは、狂ったように小魚を追いかけます。
水深30cmほどの場所から、水深200mの大陸棚まで広範囲に生息しています。

ヒラメの産卵期や適水温は

産卵期は3~7月で、水深20cmほどの浅場で産卵すると言われています。
ヒラメの活動する水温は10~25℃と幅広く、真冬以外は釣りが可能です。