ヒラメ釣りで重要なこと

ベイトがルアーの射程距離にいるかどうかが重要

ヒラメ釣りで重要なこととは、一体何なのでしょう。
それは、ベイトがルアーをキャストする範囲に存在するかどうかです。
この魚に限ったことではなく、ルアーで狙う魚すべてに共通して言えることです。

ベイトを知り、ベイトの動きを知ろう

ヒラメが接岸する理由は、一昔前までは産卵のためと考えられてきました。

ヒラメ釣りのシーズンは、全国的に初夏から初冬ぐらいまで。
つまり、6月から12月ぐらいまでがオカッパリから狙えるシーズンです。

一般的にヒラメの産卵期は3月から7月といわれており、釣れるシーズンとは逆です。
となると、ベイトを追ってきたヒラメがオカッパリから釣れると考えた方が自然です。

ヒラメを釣るには、まずその釣り場でいつヒラメが釣れるかを調べましょう。
次に、ベイトは何かを調べます。釣り人に聞くのも良し、釣具店に聞くのも良しです。

大抵の場合は「イワシ」がメインベイトであることが多いです。
そして、そのベイトがいつ接岸するかを調べ、その時間帯に合わせて釣行します。
この釣り方が、もっとも高確率でヒラメをゲットできる釣り方です。

海の安定している早朝が狙い目

普通、ベイトが接岸しやすいのは早朝です。
その理由は、ベイトの餌であるプランクトンが早朝活発に活動するからです。
それを狙って、イワシなどの小魚が波打ち際などに集まります。

また、夜の方が日中よりも風がなく、海の状態が安定しています。
明け方はまだ海の状態も安定していますので、釣り人側からも釣りがしやすいのです。

当然ヒラメ釣りも早朝が良いですが、早朝だけがよいかというとそうでもありません。
季節によっては、日中に潮が良く動くためベイトも群れが接岸するときもあります。
釣り場によって、ベイトの動く時間がまちまちなのです。

ルアーフィッシングは、ベイトに支配されていると言っても過言ではありません。
ベイトの動きを知って、ヒラメをキャッチしてください。

サーフの場合は、釣行前の数日間の海が安定していること

サーフの釣りの場合は、釣行日の数日前の海の状態が穏やかである必要があります。

たとえ釣行日の海が穏やかでも、前日の海がシケていたのではベイトは接岸していません。
当然、ヒラメもルアーの射程距離にはいないと考えた方が自然です。

釣行日の数日前から、インターネットなどで波高のチェックをしておきましょう。
前日までシケていた時は、港周りを攻めるなどの対応が必要です。