PEライン対応ロッドを選ぶ
PEラインは、伸びが少なく高感度で同じ強度のナイロンラインと比べるとライン径が細いのがメリットです。
しかし、軟らかく腰がないためガイドに絡みやすく、滑りやすいためすっぽ抜けが多いのが欠点です。
これらの特性を比較しても、PEラインを使用したほうがよく釣れるという場面も多くあります。
ここでは、PEラインに対応したロッドを選ぶには何が必要かを考えます。
伸びないラインのためバイトをはじかない対策が必要
PEラインは伸びないので、釣り人側には感度が伝わりやすく水中を把握できて便利です。
しかし魚側にもルアーの違和感が伝わりやすいく、バイトをはじきやすいのです。
それを防ぐには、ティップの軟らかいロッドが必要です。
腰のないPEラインを絡ませないガイドが必要
PEラインはナイロンラインのように張り、腰がないので、ガイドフット部にラインが絡みやすいのです。
そのため、ガイドフット部の短い、ロッドブランクに近いガイドが必要です。
PEライン使用可能なロッド
- オフト(OFT)メチャ2ウルトラ
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PEラインの使用を前提に設計されたロッドです。
ティップは極細ソリッドでバットは太く、かなり大胆なテーパー形状。
キャスト時のブレをなくすことで、PEラインが絡むのを防ぐためです。
ガイドの脚にからみつきにくい小径で脚が短いSiCガイドを採用。
小さなトラウトからビッグなイトウまでこれ1本で堪能できます。
- トラウティンスピン フィールドリーム FLDB
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微かなバイトも捉えるカーボンソリッドティップを持ったモデル。
2002年に登場以来、多くのアングラーから絶大な支持を受けています。
2007年からはLDBガイドの採用により、ティップの糸絡みを解消。
リールシートも改良され、エリアをより楽しむために進化し続けています。